ケアマネージャーの疑問2

 前項の疑問では法的規制に関する疑問を述べました。愚痴ではないかと言われそうですが、2番目に私たちケアマネージャーが抱えている問題として、膨大な量の作成資料や書類があるということです。

  形ばかりのPCソフトで少しばかりの病名や症状については同じ項目は自動入力になるとは言うものの、あまりに国や機関、そして、医療機関の監査部などに提出する書類が多く、その多くはそうしたことに関わる上のほうの方たちが希望してくるもので、その全てをケアマネージャーが作成しています。

  上限がなく、増え続けていて、ケアマネージャーによっては帰宅時刻が非常に遅くなり、健康を害する人もいます。

  書類ばかりを作り、実際に在宅などの人を訪問できなくなっていくと、何のためのケアマネージャーなのか、さっぱり意味がわからなくなることがあります

  例えば、こういった書類を作ったほうが良い、ではなく、一つでその介護内容や、報告、経過などを見渡せるようにしてもらえると、ムダな作業は一切なくなるわけで、その分、要介護、要支援の人に目を配れるようになります。

  そういった現状での疑問もあったり、あとは、ここから、ここまでという介護職ならではと言えるのかも知れませんが、仕事の内容での線引きがされていないため、どこまでもケアマネージャーが行っていくことにもなりかねないような仕事内容になっていくという現状状態の疑問もあります。

  例えば、ここからここまでは事務職、ここからは管理職、ここから、ここの間はケアマネージャーというようにきっちり分かれればいいのですが、全く線引きされないので、どこまででもやれれば、どこまでも仕事になるということがあるのです。

  そして、他の項でもお話させていただいたような、家の中の掃除まで私たちケアマネージャーが行うような状態では、「何でもボランティア屋」になってしまい、介護施設などに勤める勤務型のケアマネージャーでは、その施設に対してのマネジメントが上手く出来なくなるなどの問題も生じてきます。

  しかし、そもそものケアマネージャーのあり方でいけば、そういった問題にもぶつかってくるのですから、そういった様々な問題の一つ一つを解消していかなければ、重大な問題も起き上がってくるに違いないのです。

  これから、ますます、高齢化社会は進み、老齢者は増える一方となっていきますから、今、ここでこういった問題を解消しておかなければ、老人介護施設などの運営も正常に機能しなくなっていくのではないかと考えさせられ、疑問に思うこのごろなのです。