ケアマネージャーが知るべき医療知識

 医師や看護婦が兼務する場合を除き、通常ケアマネージャーは医療従事者ではないので、病気などに関して診断や治療をすることはありません。ですが、ケアマネージャーは利用者のADL(日常生活活動動作)を高めたり、維持したり、その低下をを防ぐために必要なサービスが何かを考えるために、このような知識が必要な場合があります。

 ですから、医療従事者とは違った違った視点から、利用者の健康状態に関して注意を払い、問診などによって異常がないかどうかを確認する必要があります。異常が認められた場合には、医師や看護婦に連絡して、詳しい診断を求め、適切な処置が行われるように取り計らいます。

 すでに何かの症状がある場合、利用者の一方的な知識による自己診断は避けるべきです。症状がなくなったからといっても、治ったとは限らないためです。高齢者は若い人のように、離間していても症状が表立ってあれわれにくく、発見が遅れることもあります。

 どこかに異常があるわけでもないが、なんとなく元気がないなどの状態が重大な疾患の進行が内面で進行していることもありますし、最近転びやすいなどの訴えが、実は、脳梗塞の初期段階だったということもあります。

 目に見える症状に限らず、普段からの健康状態と、軽い体調不良の状態を比較対照できるように、利用者の全般的な健康状態には気を配る必要があります。事項のような症状が認められながら、医療機関の受信をしていないのであれば、その必要や健康管理上の問題があるかどうかを、しかるべきところに確認したほうがよいでしょう。

1.元気がない
2.気分がすぐれない
3.食欲不振
4.不眠
5.発熱
6.せきや痰が出る
7.頭痛がある
8.胸や腹痛
9.動悸、息切れ
10.下痢や便秘
11.体のかゆみ
12.手足や腰の痛み、しびれ
13.その他、体調異常や気になることがある