現在の問題点

ケアマネージャーの問題点をいくつか挙げます。

めまぐるしく変わる法律

 ケアマネージャーの関わってくる仕事の上で一つめまぐるしく変わるものがあります。それは介護に関連する法律です。

  そして、ケアマネージャーについての法律も年々変わります。それは猫の目のようにと言っても過言のないように思えるほど変わっていきます。

  制限の無かった、担当人数も年々減って今では要介護者、要支援者合わせて43名です。それは、実態としてどういうことを招くかというと、人件費と介護保険や支払われる料金では施設自体の経営が成り立たなくなる恐れがあります。

  そういったマネジメントも含めて考えると、今後の介護職の世界は非常に暗いものになってしまいます。

  人数が減るのなら、介護保険の決まりにももっと予算を組んでくれるとかそういったこともなければ、非常に難しい業界となるのではないかと思います。

書類の多さ

 そして、もう一つは疑問の項でもあげていますが、書類の多さです。

  在宅の方を訪問したりすることも一つの仕事であるのにも関わらず、机上で行わなければならないことが多すぎるのです。

老老介護の問題

  あと、仕事の中で思うことは、介護がこれだけ世間一般に知れ渡るものになったにも関わらず、非常にうわべだけのものに見えてしまう現実です。

  老齢者が増えて、「老老介護」によって疲れ果てている方たちが沢山いるということです。「介護は家族のすること」という認識が日本では美徳とされることもあるため、そういった考えから離れない人たちもいます。

  疲れ果てて、どうにもならなくなって、そして介護をしている人までが心身を病んでいくのではなく、私たち介護専門職というのはそういった家族の方のためにもいるということを知っていただきたいと思うのです。

  他人にすべてまかせっきりにしてしまうのではなく、自分の負担になっているところを手伝ってもらうだけでも良いのではないでしょうか?

  日本ではニュースなどでそういった「老老介護問題」だけが取りざたされて、その解消法を全く誰も取り上げないところに問題があるように感じるのです。

  まるで、老人だけが取り残されていくような感覚ではなく、きちんとサポートを受けられるような世の中にしていくことが大事なのではないかと思いますし、現実上、こうしてそういった問題をクリアしているということを紹介していただきたいとも思います。

線引き

  そして、私たちケアマネージャーが抱える問題もあります。介護上の仕事に線引きがないということです。それらをきちんと明確にし、互いの負担をなくしていかなければならないことは今後の課題にもなると思います。