ケアプランの重要性

 ケアプランを立てていくことについては前項(ケアプラン立案の流れ)でお話いたしました。ケアプランは形だけというケアマネージャーも実際にいることは確かです。 しかし、その内容で介護を行っていくことは、その介護を受けている人の実際を把握する大事なものなのです。

  ケアプランにしたがって、介護福祉士が介護現場で介護を行っていきます。そして、そこにはヘルパーの方や、医師、看護師など、沢山の医療関係者も関わってきます。何度も、その内容については、確認しあって、現在の状態や今後の介護については考えていきます。

  その中で、もしも、ケアプランがなければどうなっていくか?

  ケアプランは医師が病気の方に出す治療計画書とも言えるものではないかと思うのです。そういった形で、物事を考えれば、その場にいない家族の方たちは一体何をしているのか全くつかめないまま過ごすことともなり、介護の現場はお金だけを吸い取る非常に劣悪な環境になるのではないでしょうか?

  そして、大まかな状態になってしまい、この方は何の介護を受けるのだったか?などという現場での混乱も考えられます。そういった意味では広く、その要介護者の状態を知ることが出来るという大事なものとなります。

  限りある、介護サービスの中から、その方に合った、必要なサービスを使って細かな介護を行っていくことは、非常に大切なこととなります。

  それが無ければ、本人も何のサービスを受けると自分にとって良いのか分からなくなります。

  そうした、意味で、ケアプランは重要なものであり、介護に関わる全ての人にとって、それは受ける側も、介護を行う側も、そして、介護を受けている人に関わる医療関係の人も必要とする計画書なのです。

  例えば、転倒したとして、その方が家に戻ってから骨折していたことに気づいたとします。ケアプランがあれば、その方が転倒したのは一体どこでなのかを把握することが出来るのです。

  そういった事故のときにも、役立つものであり、介護を行っていく中では無くすことの出来るものではないでしょう。