良いケアマネージャー悪いケアマネージャー

 一般的に良いとか悪いというものはありませんが、あえて言うのであれば私たちケアマネージャーは責任を持って老人介護を行うためにも、その行動に私情をはさむことなく安全に遂行しなければならないという義務があります。

悪いケアマネージャーの例

  悪いケアマネージャーの例をあげます。

 「要介護の方が可哀想な状況(例えば年金が少なかったり、お金に困っていたりと言った経済的な困難)」にある場合において、可哀想だから、自分の車に乗せて通所に連れてきた、などという擬似家族のようなことをしてしまうというケースがあげられます。

 もしも事故などに会ったとき、責任を取ることができなくなるほか、他のケアマネージャーの仕事も複雑にさせてしまうという部分があります。

  自分の担当だからと言うことで上記は許されることではなく、自分の負える責任や、その重さを考えることが必要です。

  そういった行動を起こす前に、個人の考えではなく、一般的に常識的にどうであるかを踏まえることはケアマネージャーだけではなくほかの仕事でも必要なことではありますが、特に骨の弱くなっているお年寄りでは、時に車などの事故では命を落とすことにさえある可能性を考えて、責任ある行動を起こすようにしなければなりません。

良いケアマネージャーとは

  それだけではなく、仕事外の特別な利益を相手に与えることは、担当が替わったときにお年寄りが理解できないばかりでなく、次の担当者の負担が増えてしまうこともここに上げておきたいと思います。

  一般の健常者であれば、たとえ、「特別」がその時にあったとして、次になくても説明すれば理解することが出来ます。しかし、認知症やその他の病気によって「要介護」になっている人に対し、その説明は通じず、「嫌いだから」などという誤解を生むことがあります。

  ケアマネージャーとして、介護という仕事がどういったものであるか、どのようにしていかなければならないか、ということを常に考えることは非常に重要なことであるといえるでしょう。

  困っているのが分かるから「ジュースを買ってあげる」とか「買い物をしてきてあげた」とかそういった家族代わりのことをするのが「良いケアマネージャー」ではないのです。

  一生涯にわたって面倒を見ることはできません。良いケアマネージャーというのはそういった観点ではなく、その仕事の中でその人にとって一番良い、介護の方法を考え出すことが出来る人だということを忘れてはいけません。